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いびき治療

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いびきについて気軽にご相談を

日本人でいびきを習慣的にかく人は2,000万人以上。そのうちの約10%の200万人が寝ている間に何十回も何十秒間も呼吸が止まってしまう、睡眠時無呼吸症候群だといわれています。
良質の深い睡眠(熟睡)こそ健康の源です。

ところが、いびきをかいているのは眠りが浅い証拠で、その代償として日中の眠気をもたらし、仕事の能率低下や居眠り運転事故を起こすなど、社会生活にさまざまな支障をきたしています。
また、長期にわたっていびきをかいていたり、無呼吸が続きますと、高血圧、不整脈、心臓病、脳梗塞などを誘発したり、記憶力や思考力の低下をまねきます。

習慣的にいびきをかいている人は、一刻も早く治療を始めることをおすすめします。

当院では、いびき治療に実績のある、佐々木歯科クリニックの佐々木 教裕院長を非常勤医師としてお招きし、地域の方のいびき治療を行っています。

佐々木歯科クリニックが
「いびきの治療」で取材を受けました

2007年9月27日 木曜日 中部経済新聞より
※原文を引用しております。

【「スリープスプリント」舌根沈下によるイビキ治療に有効】
いびきで悩む人は多い。
その音がうるさくて周囲の人に迷惑なだけでなく、熟睡していないため、頭がスッキリせず、集中力の欠如、意欲の減退、日中の激しい眠気など昼間の生活にも多大な悪影響を及ぼす。
いびきをかく人の約10%が睡眠時無呼吸症候群だとのデータもあるが、こうなると「たかがいびき」ではすまなくなる。

また、高血圧症をはじめとして循環器障害や心臓疾患、糖尿病、脳疾患などを誘発することも知られている。
まさに「百害あって一利なし」のいびき治療のひとつが、スリープスプリント。
今回は、佐々木歯科クリニックの佐々木 教裕院長に、ちょっと耳慣れないこの治療について教えてもらった。

まずはいびきの起きるメカニズムから。
いびきをかくのは、気道が狭くなることによって呼吸音が共鳴するから。
扁桃腺肥大によるものや肥満など原因はさまざまだが、舌がノド側に落ちることによって気道が塞がり、それによっていびきが生じる、「舌根沈下」が原因の人がかなり多く見られる。
スリープスプリントは、その舌根沈下によるいびきの治療に非常に有効。

「分かりやすく言うなら、専用のマウスピースを就寝時にはめることで、舌根沈下を防ぐものです。」
この専用マウスピースのような器具、よく見るスポーツ用マウスピースと形状は似ているが、固い。
これを口に入れるのは違和感があるのでは。

「すぐ慣れますから大丈夫。」
スリープスプリントを装着することで、下顎を少し前に突き出すような口の形を作り出す。
それによって舌がノドに落ちるのを防ぐのだ。
歯型を取り、その人に合ったスリープスプリントを製作し、使用感などを確かめながら完成させていく。
個人差はあるが、おおよそ3~5回程度の来院で完成。
歯周病などで歯や歯ぐきに大きなトラブルが起きなければ、半永久的に使用できる。
スリープスプリントの一番の長所といえば、手軽に持ち運びできること。

「出張や旅行の時など、周囲の人に迷惑をかけず、安心してぐっすり眠れます。」
いびきをかかなくなることで、周囲の人への迷惑がなくなることはもちろん、熟睡できるため、集中力の欠如やボンヤリ感などからも開放される。
何より、昼間の急激な眠気による事故が問題視されている、睡眠時無呼吸症候群ともおさらばできる。
スリープスプリント治療にかかる費用は、4万円から6万円くらい(自費診療)。
保険適用となる場合もあるが、設備の整った病院で一泊の検査をせねばならず、その手間や費用を考えると、自費診療を選ぶ人がかなり多いのが現実。

「いびきは一種の慢性疾患、なかなか完治はありませんが、スリープスプリントは手軽な治療法で、試みる人が増えています。」
何より一緒に眠る家族のためにも、いびき治療は早いに越したことはない。

当院ではスリープスプリメントを
使用して治療を行っています

スリープスプリントとは

スリープスプリントとは

スリープスプリントとは、下顎を前に出すことにより寝ている間、大きくなった舌を持ち上げ、気道(空気の通り道)をひろげ、呼吸をしやすくする装具(マウスピース)です。
ご来院回数も3~5回位でできあがり、大きさもポケットに入る小さい装具ですから、携帯にも便利です。
また、歯の状態があまり変わらなければいつまでも使用できます。

いびきの治療方法

1.スリープスプリントと呼ばれる歯科装具を使用する方法。
2.CPAP(シーパップ)と呼ばれる鼻マスクを通して陽圧空気を持続的に送る装置を使用する方法。
3.UPPPと言う口蓋垂(のどちんこ)を切除する外科的方法。
の3つの方法があります。
ただ、2は装置が大きく持ち運びに不便であるし、3は外科的処置のため、まずファーストチョイスとしては1のスリープスプリントがおすすめの方法です。

スリープスプリメントの費用と副作用

治療費は総額で44,000円です。
■初診料、診断料 5,500円
■スリープスプリント製作 33,000円
■最終調整費 5,500円

※記載の金額はすべて税込表記です。

※主な副作用として「口が渇く」「唾液が多く出る」「歯が痛い」「あごが痛い」などがありますが、起床後1時間程度で症状が治まることがほとんどです。
痛みや違和感が続く場合はご相談ください。